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2020.08.11

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黒沢清×蒼井優『スパイの妻』劇場公開決定のお知らせ
グループ会社のSunbornがプロデュースするクリエイティブ・ファームInclineは、NHK、NHKエンタープライズ、C&Iエンタテインメントとの共同で、ドラマ『スパイの妻』を企画・制作しました。

この度、日本を代表する才能が集結した本作の、スクリーンサイズや⾊調を新たにした「劇場版」の公開が決定しましたのでお知らせいたします。監督は、⽇本を代表する映画監督であり、世界中にファンを持つ名匠・黒沢清。脚本を⼿掛けたのは、黒沢⾃⾝と濱⼝⻯介(『寝ても覚めても』)、野原位(『ハッピーアワー』脚本)の3⼈。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している⻑岡亮介が、映画⾳楽を初めて⼿掛け、映画世界の奥⾏きをさらに広げています。
主演は数々の受賞歴を誇る、実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じています。『ロマンスドール』に続いて蒼井と夫婦を演じるのは高橋一生。正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を魅力的に体現しています。
理不尽な歴史の前に、ささやかな幸せが揺らいでいく……。混乱を経た今の日本が刮目して観るべき傑作が誕生しました。本作は、9月2日よりイタリアで開催される、第77回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に日本映画として唯一選出。10月16日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなります。どうぞご期待ください。

<ストーリー>

1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する 夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。
劇場版『スパイの妻』公式Webサイト
http://wos.bitters.co.jp